Sunday, December 25, 2005

サンタが街へやってきた!


ちなみにクリスマスイブって、漢字で書くと聖夜、
クリスマスケーキは聖果、

クリスマスツリーは聖樹だそうです。
みなさんのクリスマスイブは
聖夜、星夜、清夜、静夜、勢夜、盛夜、凄夜・・・
どれでしたか


わたしは・・・

Friday, December 23, 2005

Nuevo Cinema Paradiso

Nuevo Cinema Paradiso

1989年イタリア、フランス
監督 ジュゼッペ・トルナトーレ

絶えず侵略の危機にさらされ、北イタリアの支配下に置かれてきたシチリア島。敗北の歴史の中、映写技師を続けてきた老人アルフレードにとって、スクリーンに映る人生はすばらしく、現実はそれよりも格段に劣るものだった。

人生はもっと困難だ
お前は若い、前途洋々だ
もうお前とは話さない
海を越えて届くお前の噂を聞きたい

わたしはトトにはなれない。わたしはやっぱりアルフレード。それでもいい。叶わぬ再会を夢見ていましょう。


Merry Christmas to you.

Monday, December 12, 2005

12月12日

12月12日
今日は奨学金委員会の誕生日
1、2、1、2・・・
一歩一歩すすむ
サンパギータのように

つつましくも凛としていたい

さぁ21年目のはじまり、はじまり

Tuesday, November 15, 2005

汲む

大人になるというのは
すれっからしになることだと
思い込んでいた少女の頃
立居振舞いの美しい
発音の正確な
素敵な女のひとと会いました
そのひとは私の背のびを見すかしたように
なにげない話に言いました

初々しさが大切なの
人に対しても世の中に対しても
人を人とも思わなくなったとき
堕落が始まるのね
堕ちてゆくのを 
隠そうとしても 隠せなくなった人を何人も見ました

私はどきんとし
そして深く悟りました
大人になってもどぎまぎしたっていいんだな
ぎこちない挨拶 醜く赤くなる
失語症 なめらかでないしぐさ
子供の悪態にさえ傷ついてしまう
頼りない生牡蠣のような感受性
それらを鍛える必要は少しもなかったのだな
年老いても咲きたての薔薇
柔らかく
外にむかってひらかれるのこそ難しい
あらゆる仕事
すべてのいい仕事の核には
震える弱いアンテナが隠されている きっと・・・・・・
わたくしもかつてのあの人と同じくらいの年になりました
たちかえり
今もときどきその意味を
ひっそり汲むことがあるのです
           『汲む』 茨木のり子

そのままの自分でいくしかないということ。何事にも一生懸命であるということだけは譲らずに。失敗を恐れず、他人の評価を気にせず、困っている人を見捨てず、笑いも忘れずに、今日も地道な一歩を進むのです。

Monday, October 24, 2005


年に一度のオープンハウス
日本の文化を紹介する日
好きな漢字をプリントできるよというコーナー
みんなが選ぶ言葉は「幸」
どこにいても
フィリピン人でも
日本人でも
ほしいものは同じなんだね。

Saturday, October 15, 2005

ためいき

なかなかうまくいかない日。
もうこのままずっと、うまくいかないんじゃないかって思う。

ためいき。

Tuesday, September 13, 2005

正義の味方

なんのために生まれて
なにをして生きるのか
こらえられないなんていやだ
なにがキミのシアワセ
なにをしてよろこぶ
わからないままおわる
そんなのはいやだ
    『アンパンマンのマーチ』

なんだかアンパンマンに共感してしまう。
自分が正義の味方だと思ってるなんて
思い上がりなのかなぁ。。

Tuesday, August 30, 2005

嬉しい時間





大学の頃からの大好きな友だちふたりが結婚することになった。すごくすごく嬉しい。フィリピンに遊びに来て
くれたふたりと一緒にボホール島へ。ターシャもチョコレートヒルズもカラバオも、どれもすごくよかったけど、ふたりと一緒に嬉しい時間を過ごせたことがなにより最高の思い出。

Sunday, August 14, 2005

武器

ひとつひとつのことばに
アイを


忘れないで
ことばは武器にもなるってことを

Friday, July 01, 2005

カメラを買った。
なんにもしたくなくても、なんにもせずにはいられない月曜日。

スケジュールを埋めようとする日々。
なぜか仕事をしたくないのです。
そういう割りに、動いてる小心者な僕。
僕はなんのためにここに来たんだろう。
誰かがよろこんでくれるというしるしがもらえなければ、
消えてなくなりたくなってしまう。

Tuesday, June 14, 2005

やる気

あんまりにもやる気がでないので、
やりたいことなら、やらないよりましだと、
なんでもOKの辞令を自分にだした。
いいよ、仕事じゃなくっても。
好きなことを謳歌しよう。

Monday, June 13, 2005

一期一会

人生はチョコレートの箱みたい
食べるまで中身はわからない

靴で人がわかる
どこから来て、どこから行くのか
僕もたくさん靴をはいた
最初の靴を一生懸命思い出してみよう

奇跡は毎日起きる
嘘じゃない、本当だよ

by gump

Tuesday, May 31, 2005

白旗

バリア
ガチガチです


表面
トゲトゲです

やつあたり
お門違い

いつのまにか
戦闘体勢

バリアフリーもどうかとおもうけど
ほどほどがよいよ・・・
白旗

Saturday, May 28, 2005


18階に住んでいても、雨のにおいは届く。草も土もないけど、なんだか地面から湧き出してくるような、地球くさい、そんな匂い。フィリピンに来てから半年、初めて傘を差した。そして雨上がり、こんなに鮮やかなマニラの夕日を初めてみた。雨が、空の塵たちもいっしょに、きれいに流してくれるらしい。ご褒美付きのマニラの雨。これから長い長い雨季に入る。

Monday, May 23, 2005

魔法使い

いつも持ち歩いているものがある。
B5サイズのカーキ色のノート。
「あっ、これやりたい」「あっ、これやれたらいいな」
ふと思いついたことと、日付を書き留めている。
そして、書いたことが叶ったら、ぴっぴっと、線を引く。
不思議なくらい、このノートに書かれたことすべてに、
いつのまにか線が引かれていく。
そう、すべてに。
線の入るスピードは、思いの強さに比例する。

生きること

生きること
携帯電話のベルが鳴ること
待ち合わせの時間に遅れてあやまること
涙がでるほど笑うこと
ひとりでいたいと思うこと
だれかのひとことに傷つくこと

わたしはそんなにせっかちですか
人に迷惑をかけちゃいけないって気持ちが
人より少しだけ
多いだけだと思ってください

Saturday, May 21, 2005

枕詞

一応、本職はにほんご屋さん。フィリピンでにほんごを必要とする皆さんに、にほんごをお届けしています。まず、なにを大切にしてるかというと、最初の導入。歌で言えば、枕詞。枕詞は、大切なウォーミングアップ。そこでちゃんとあったまることができたら、いいい感じでその日の授業を受け入れてもらえる。さて、今夜の和する歌は、どんなリズムで行きましょうか。

Wednesday, May 18, 2005

あしながおばさん

奨学金委員会というのの、副委員長になった。今日から、あしながおばさんだ。ちなみに、足は長いほうではないし、おばさんではない(と思いたい)。記憶の片隅に、あしながおじさんにお礼の手紙を書いていた自分がいるが、今後は手紙を読む側だ。最初の仕事は奨学金申請の書類審査。3日間ミーティーングが行われた。学業、人格ともに優れた・・・という条件が緩すぎるのか、委員の意見も揺れる。自分が良識だと思うことも、意見を交換してみれば、結構周りとズレていることを知る。結局、奨学生のエッセイの上手さ、肩入れした推薦者の話術の上手さによって、奨学金の行方は決まる。世の中とは、こうしたプロセスで決まるものなんだろうか。あしながおばさんとしては、言葉の向こうにあるものを見る力がほしいものだ。。

Saturday, May 14, 2005

愛想笑い

愛想笑いをしない人だなぁ
わたしなんてちっちゃい子どもの頃から
できることなのに


わたしにはできないことを
できる人がいるということ

Friday, May 06, 2005

映るもの、映らないもの。


1週間の旅に出た。ほぼ丸1日、船の上にいた。満天の星に包まれた夜を過ごした。普段は、ビルの森の中、18階で生活している。海の上より、ずっとずっと空に近いはずなのに、星があることにさえ、気がつかない。目まぐるしい毎日。私の目に映るもの、映らないもの。現実って、見えているか、見えていないか、そういうものなのかもしれない。

Wednesday, May 04, 2005

なにもない
星がきれい
子供たちの声
ハロハロ
バッチョイ
タラバ
トライシケルのドライバー
そういうのが
かけがえのない大切なことなのかもしれない
みんな任地が好き
それでいいじゃない
マカティでも恋しく想う

Tuesday, May 03, 2005

運気上昇

運気上昇!
昨日の不運を吹き飛ばせ!
青い空
白い雲
すっぽりと仕事のことを忘れて
海の中
砂の上
こんなにも美しいものに囲まれて
息をしているという現実

好意のオーラ

はじめましての後の数分間
ことばでなく、こころで

ああ友だちになれるのかなと感じる
説明のできない勘のようなもの

好意のオーラが交換された気がした

両思い?

Thursday, April 14, 2005

神様の写真


生まれて初めて人形劇を見た。
写真を載せます。
美しいものをつくりあげている人たちの美しさ。
感動しました。

Wednesday, April 13, 2005

時間

フィリピンにいる2年という限られた時間だからと
刻むようにしっかりと生きようとしている自分

人生という与えられた時間にも

必ず終わりはくるというのにね。

Saturday, April 09, 2005

Yes

フィリピンの人たちがどんなときに「イエス」というか?

・知らないとき
・困ったとき
・会話を終わらせたいとき
・半分理解したとき
・自分でよくわからなかったとき
・相手より自分のようがよく知ってると思ったとき

『Understanding the Filipino』より

現在フィリピン滞在4ヶ月目。かなり、なるほどです。

Friday, April 08, 2005

DNA

お見舞いに行った。思ったより、元気そうでよかった。お気に入りのDVDをもっていった。「これ、見たかったんです。」その一言で、すごく嬉しくなった。感謝されると嬉しくなるこの感情は、おなかがすくとか、ねむいとか、そういうのと同じように、DNAレベルに組み込まれてるんだろうか?だとしたら、そういう気持ちになれないと生きていけないんだ、きっと。

Thursday, April 07, 2005

5th anniversary

今日はhiroと5年目の結婚記念日。どうしてわたしと結婚したのと聞いたら、わからないのかぁって感じで、笑ってた。結婚しているからといって、同じ場所に暮らすわけでも、干渉しあうわけでもない。だけど、目には見えないいろんなものを共有してる。遠くにいてもリンクできる。hiroが居なかったら、わたしも居ない。きっと、philippinesにも居ない。これからも、どうぞよろしく。
                                         

Wednesday, April 06, 2005

pakikisama

ここPhilippinesの人たちは、"hindi siya marunong pakikisama" 「協調することを知らない」と言われるのがすごく嫌なのだそうだ。 "pakikisama"は「歩幅をあわせる」「誰も軽蔑しない」こと。 "makisama" 「助ける」とか、"makialam" 「干渉する」とは重ならないものらしい。だから、今は"pakikisama"。粛々とpakikisamaに暮らしていきたい。はじまり、はじまり。