Tuesday, March 28, 2006

5つの感情、その4

わたしは王となって
あなたという領土の小川や町はずれのすみずみまで
あまねく支配したいと願うのだけれど
実をいうとまだ地図一枚もってはいない
通いなれた道を歩いているつもりで
突然見たことのない美しい牧場に出たりすると
私は凍ったように立ちすくみ
むしろそこが砂漠であることを心ひそかに望んだりもするのだ
支配はおろか探検すら果たせずにわたしはあなたの森に踏み迷い
やがては野垂れ死にするのかもしれないけれど
そんなわたしのために歌われるあなたの挽歌こそが
他の誰にもとどかぬものであってほしい

                 『嫉妬』  谷川俊太郎

やっぱり人間は、自分自身が一番大切で、
それ以上の存在などありえないのかな。

わたしは一体なにを期待しているんだろう。

独り言

ひとりでいたいと思う時間。
ひとりになりたくないと思う時間。
どっちが多いだろう。

紅茶が体中をぽかぽかしてくれるように、ゆっくりといつのまにか。

Saturday, March 18, 2006

お父さんからの手紙


「3月18日、博邦の誕生日でしたね。
その日は春の嵐のふくひどい夜中でした。
お父さん、仕事が忙しくてついててあげられなかったけど、
元気で生まれ本当に嬉しく思いました。
あれから34年?

早いものですね。
色々な思い出を残して今日まで成長してきた博邦。
当時は、今を夢にも思っていませんでした。
残す歳月をこれからも、

二人して、お互いに元気で過ごして下さい。
きっと、いい事がたくさん待っていますよ。

お父さんも、お母さんもこれからも
しっかり応援していきます。
それではお体に気をつけて過ごしてください。またメールします。」

誕生日
ここにいるその奇跡を確認するための日

おめでとうhiro。
ありがとう、遠くにいてもそばにいてくれることに。

Monday, March 13, 2006

The world

Many people walk in and out of my life
You left beautiful footprint in my heart
In two days, tomorrow will be yesterday
You will have no reason for waiting for me
To the world you might be one person
But to one person you might be the world