Tuesday, May 31, 2005

白旗

バリア
ガチガチです


表面
トゲトゲです

やつあたり
お門違い

いつのまにか
戦闘体勢

バリアフリーもどうかとおもうけど
ほどほどがよいよ・・・
白旗

Saturday, May 28, 2005


18階に住んでいても、雨のにおいは届く。草も土もないけど、なんだか地面から湧き出してくるような、地球くさい、そんな匂い。フィリピンに来てから半年、初めて傘を差した。そして雨上がり、こんなに鮮やかなマニラの夕日を初めてみた。雨が、空の塵たちもいっしょに、きれいに流してくれるらしい。ご褒美付きのマニラの雨。これから長い長い雨季に入る。

Monday, May 23, 2005

魔法使い

いつも持ち歩いているものがある。
B5サイズのカーキ色のノート。
「あっ、これやりたい」「あっ、これやれたらいいな」
ふと思いついたことと、日付を書き留めている。
そして、書いたことが叶ったら、ぴっぴっと、線を引く。
不思議なくらい、このノートに書かれたことすべてに、
いつのまにか線が引かれていく。
そう、すべてに。
線の入るスピードは、思いの強さに比例する。

生きること

生きること
携帯電話のベルが鳴ること
待ち合わせの時間に遅れてあやまること
涙がでるほど笑うこと
ひとりでいたいと思うこと
だれかのひとことに傷つくこと

わたしはそんなにせっかちですか
人に迷惑をかけちゃいけないって気持ちが
人より少しだけ
多いだけだと思ってください

Saturday, May 21, 2005

枕詞

一応、本職はにほんご屋さん。フィリピンでにほんごを必要とする皆さんに、にほんごをお届けしています。まず、なにを大切にしてるかというと、最初の導入。歌で言えば、枕詞。枕詞は、大切なウォーミングアップ。そこでちゃんとあったまることができたら、いいい感じでその日の授業を受け入れてもらえる。さて、今夜の和する歌は、どんなリズムで行きましょうか。

Wednesday, May 18, 2005

あしながおばさん

奨学金委員会というのの、副委員長になった。今日から、あしながおばさんだ。ちなみに、足は長いほうではないし、おばさんではない(と思いたい)。記憶の片隅に、あしながおじさんにお礼の手紙を書いていた自分がいるが、今後は手紙を読む側だ。最初の仕事は奨学金申請の書類審査。3日間ミーティーングが行われた。学業、人格ともに優れた・・・という条件が緩すぎるのか、委員の意見も揺れる。自分が良識だと思うことも、意見を交換してみれば、結構周りとズレていることを知る。結局、奨学生のエッセイの上手さ、肩入れした推薦者の話術の上手さによって、奨学金の行方は決まる。世の中とは、こうしたプロセスで決まるものなんだろうか。あしながおばさんとしては、言葉の向こうにあるものを見る力がほしいものだ。。

Saturday, May 14, 2005

愛想笑い

愛想笑いをしない人だなぁ
わたしなんてちっちゃい子どもの頃から
できることなのに


わたしにはできないことを
できる人がいるということ

Friday, May 06, 2005

映るもの、映らないもの。


1週間の旅に出た。ほぼ丸1日、船の上にいた。満天の星に包まれた夜を過ごした。普段は、ビルの森の中、18階で生活している。海の上より、ずっとずっと空に近いはずなのに、星があることにさえ、気がつかない。目まぐるしい毎日。私の目に映るもの、映らないもの。現実って、見えているか、見えていないか、そういうものなのかもしれない。

Wednesday, May 04, 2005

なにもない
星がきれい
子供たちの声
ハロハロ
バッチョイ
タラバ
トライシケルのドライバー
そういうのが
かけがえのない大切なことなのかもしれない
みんな任地が好き
それでいいじゃない
マカティでも恋しく想う

Tuesday, May 03, 2005

運気上昇

運気上昇!
昨日の不運を吹き飛ばせ!
青い空
白い雲
すっぽりと仕事のことを忘れて
海の中
砂の上
こんなにも美しいものに囲まれて
息をしているという現実

好意のオーラ

はじめましての後の数分間
ことばでなく、こころで

ああ友だちになれるのかなと感じる
説明のできない勘のようなもの

好意のオーラが交換された気がした

両思い?