Thursday, November 25, 2010

半年、おめでとう

開晶、半年おめでとう、ありがとう。小っちゃな歯をのぞかせながら、声をたてて笑うようになったね。思い通りにいかないと一丁前にぷーっと口をとんがらせたり。朝目を覚ますと、静かににっこり笑って、すぐに天南を探すね。これからもっといっぱい"開晶らしさ"を発見してくのが楽しみだよ。

Wednesday, November 24, 2010

おふくろの味

両方の実家から、新米や採れたてのお野菜、そして大量のかつおぶしが届きました。11月24日・・・いいふしの日でかつおぶしの日なんだとか。開晶の離乳食においしいだしをたっぷり使ってねと。人は、3歳頃までに何を食べてそれがどういう匂いや味がしたのか思い出としては残らないけれど、繰り返し食べた味や匂いとそのときの情動は一体となって無意識のうちに脳に一生保存されるのだそうです。ごはんの匂い、かつおぶしの香り、台所から聞こえてくる野菜を刻む音・・・子どもたちが大人になっていつか懐かしく思い出してくれる味が、お世辞にも上手じゃないけど私の手料理でありますように。

食あれば楽あり

母から届いた荷物に同封されていた小さな切り抜き。日本人女性の平均寿命は86.44歳、25年連続で世界一、でも大事なのは健康平均寿命(いわゆる医療費がかかっていない)で、世界的にはスイス、日本の中では徳之島や奄美大島が高いのだそう。理由は、"昭和26年当時の食生活"をしていることにあるのだとか。つまり、ごはん+みそ汁+野菜+海藻+豆+魚+果物=健康⇒元気!だと。そしてここ50年の食の乱れは様々な病気として次世代に影響していくだろうと。東京の子どもたちに好きな食べ物を聞いたら1位焼き肉、2位鶏の唐揚げ、3位ハンバーグ、4位パスタ、5位ラーメン・・・ドキッ、自分も20代の頃、日本を離れてもお米なんてなくても生きていけるとジャンキーな食事三昧だったっけ・・・こんな私が家族4人の健康をあずかってマス。ずっとずっと先まで元気な子どもたちでいてくれるように、今日もレシピ本とにらめっこです。

Saturday, November 13, 2010

貧しい国で女の子として生きるということ

自分の誕生日には1冊何か本を読もうと思っていて、手にした本。縁あって、いわゆる「開発途上国」と呼ばれる国に行き来している自分の、ささいな日常さえできないことだらけの自分に、それでもできることは何かを問いかけてくる、5つの物語。女の子というだけで、生まれる前に絶たれる命、妊娠や出産に耐えられない未熟な体での結婚、少女兵、人身売買、売春宿・・・書ききることなどできない海の向こうの現実。過酷な環境の中でも自分の足で歩みを続ける「女の子」たちが言葉で、写真で語りかけてきます。

女性は、収入の約90%を家族や子どものために使い、男性の場合は30〜40%なのだとか。家族や子どもを思いやる女性がもっと決定権や発言力を得たら、世界はもっと平和になれるはず・・・無力な自分だけれど、38才になる「女の子」の自分を、できるだけ笑顔で生きていこうと思います。