Thursday, March 31, 2011

被災地の子供たちに笑顔を

仙台在住の高橋さん。ご自身も被災しながらも、避難所へ炊き出しなどのボランティアをされているそうです。避難所では、命を繋ぐ救援物資は行政や自治体レベルで配給されるものの、子どもたちのための遊具などは当然後回しなのだそうです。泣いている子ども、それをあやすお母さんに苦言を呈するお年寄りの方も少なくないのだとか。過酷な状況で、心の余裕がなくなるのを責めることもできません。高橋さんは、そんな状況や、子どもたちの不安や心の傷を少しでも和らげたいと、手渡しで子どもたちにおもちゃ(折り紙やえんぴつ等)を渡しておられるのだそうです。そんな高橋さんを応援するために、熊本の友人がブログを立ち上げました。

宮城 子供におもちゃを手渡す会(MKO)ブログ 
http://blogs.yahoo.co.jp/weaidkids
 


直接高橋さんにおもちゃを郵送することができます。(クロネコヤマトの営業所止めで)現地でお手伝いはできませんが、わずかばかりながらおもちゃを高橋さんに送って、役立ててもらえたらなと思います。(別府市でも救援物資を一般から募っていましたが、おもちゃは項目にありませんでした)

Wednesday, March 30, 2011

おかえり&おめでとう

震災の前後2週間、"世界で一番最初に沈む島"でフィールドワークをしていたhiro。電気も水道もない島、わかっていたこととはいえ連絡がとれず不安だったけれど、無事に戻ってきました。別人のようにやけどみたいに日焼けした肌で(汗)不在の間に誕生日を迎えたhiroに、数日遅れのお誕生日ケーキ。小さい開晶も一緒に食べられるようにおからをいっぱい入れたチーズケーキに、天南がパパの似顔絵を描き描き。ちゃんと坊主頭におひげ付き。いつのまにか顔らしい顔が描けるようになったんだね。プレゼントは"子どもたちの成長"だね。おかえり、そしておめでとう。

Saturday, March 26, 2011

知命

未だに人見知りの天南が、すっかり心を許している人がいます。天南が別府にきたばかりの頃からずっと見守っていてくれた子育て支援センターの先生、異動することになって今春でお別れです。こんなに天南が慕っていたこと、ずっと忘れません。先生からもらった言葉たち、ずっと大切にします。これからの益々のご活躍をお祈りしています。

感謝の気持ちを好きな詩に込めて。

「知命」      茨木のり子
他のひとがやってきて
この小包の紐 どうしたらほどけるかしらと言う

他のひとがやってきては
こんがらかった糸の束
なんとかしてよ と言う

鋏で切れいと進言するが
肯じない
仕方なく手伝う もそもそと
生きてるよしみに
こういうのが生きてるってことの
おおよそか それにしてもあんまりな

まきこまれ
ふりまわされ
くたびれはてて

ある日 卒然と悟らされる
もしかしたら たぶんそう
沢山のやさしい手が添えられたのだ

一人で処理してきたと思っている
わたくしの幾つかの結節点にも
今日までそれと気づかせぬほどのさりげなさで

Saturday, March 19, 2011

疎開ネットおおいた

協力隊OVからメールをもらいました。

地震から5日目、ここに来て福島原発から高濃度の放射能が漏えいしていることが明らかになりました。今後どのような影響が出るのか、世界は今固唾を飲みながら見守っています。現在は原発から20キロまでが全面的な退避、そして20キロから30キロまでの間に滞在している方は屋内での待機(退避)という指示が政府から出ています。しかしながら原発の炉心がどのようになっているのか、どのようなレベルの放射線が空気中に飛び散りそれがいつまで続くのか、といったことが不明な状況の下、不安な気持ちに押しつぶされそうになっていっらしゃる方がたくさんおられるのではと推察されます。

特に、関東以北に居住されている方で、妊婦さんや小さなお子さんがいらっしゃる方々は、眠れない夜を過ごしていらっしゃるのではないでしょうか?もしかしたら、一刻も早く、そうした放射能漏れの恐れのない地へ逃避したいと考えていらっしゃるのではないでしょうか?実際に私たちの周辺では、首都圏から脱出し疎開を始める人も出てきています。歯の治療でレントゲン写真を撮るときでも、妊婦さんなら細心の注意を払うのが常識なのですから、現在の日本の置かれた状況がいかに異常であるか、私たちは想像してみたほうがよいと思います。

今、これを書いている私は、被災地から遠く離れた九州の大分県に居住しています。私の周りにも遠く離れた被災地の方々のお力になりたいと考えている人は大勢います。ボランティアをしたいという方はたくさんいます。

しかし、現段階では、まだまだ素人のボランティアが現場に駆け付けても、できることは非常に限られています。そうした方々の気持ちは、今後被災地の復興が進めばいずれ必ず必要になってきます。

でも、「いま」役に立ちたい。

そういう気持ちを抑えきれない私たちは、「いま」私たちにできることは何かを真剣に考えました。どのようなことが「いま」必要とされているのだろうか?導かれた考えは、「不安でたまらない妊婦さんや子どもさんを一時的に大分県のボランティアの方々の家で預かれないだろうか」ということです。

私たちが暮らす大分県は首都圏から1000キロ離れていますから、福島原発の事故による放射能も今のところ直接的な影響は考えにくいです。ですので、この温暖な地でゆっくりと静養していただき、やがて地震や原発の騒動が一段落するころまで身も心も癒していただきたいのです。そのような気持ちから、「疎開ネットおおいた」という小さな団体を立ち上げました。同じような志を持つ人たちが日本全国でつながっていければ、「疎開ネットひょうご」や「疎開ネットかごしま」等が続々と誕生していくのではないでしょうか?

もし真剣に首都圏や東日本からの一時非難をお考えの方で、西日本・九州地方にお知り合いがいらっしゃらなくてお困りの方は、ぜひご連絡ください。ただ私どもも基盤になるのは個人レベルのボランティアですから、受け入れ態勢には限度があります。妊産婦さんや小さなお子さんがいらっしゃる方を優先させたいと考えています。また同時に、受け入れ先になってくださる大分県内のボランティアの方も多数募集いたします。ひとりでも、ふたりでも、家の1部屋を提供いただける方、あるいは「こんなところで受け入れてくれそうです」という情報提供も歓迎いたします。まずは自分でできる範囲の小さな活動から、この未曽有の災害の復興にかかわっていきませんか?よろしくお願いいたします。
【疎開ネットおおいた】公式ブログ http://blog.livedoor.jp/sokainetooita/

・・・うちでも受け入れ登録したいと思います。このブログを見ている方で詳細を知りたい方は連絡ください。

Wednesday, March 16, 2011

pray for japan

"2歳の息子が独りでシューズを履いて外に出ようとしていた。「地震を逮捕しに行く!」とのこと。小さな体に宿る勇気と正義感に力をもらう。みなさん、気持ちを強く持って頑張りましょう。"

"停電すると、それを直す人がいて、断水すると、それを直す人がいて、原発で事故が起きるとそれを直しに行く人がいる。勝手に復旧しているわけじゃない。俺らが室内でマダカナーとか言っている間にクソ寒い中死ぬ気でがんばってる人がいる。"

他・・・

http://prayforjapan.jp/message/ より

初めてtwitterというものを覘いたら、すごいメッセージたちに出くわしました。

Monday, March 14, 2011

節電という支援方法

飛んでいって何かしたいですが、今はまず、できることから。。
以下、友人を介して消防士からのメッセージです。

> ■お願い■
>
> 関西電力で働いている友達からのお願いなのですが、本日18時以降関東の電気の備蓄が底をつくらしく、中部電力や関西電力からも送電を行うらしいです。 一人が少しの節電をするだけで、関東の方の携帯が充電を出来て情報を得たり、病院にいる方が医療機器を使えるようになり救われます! こんなことくらいしか関西に住む僕たちには、祈る以外の行動として出来ないです!
> このメールをできるだけ多くの方に送信をお願い致します!

Wednesday, March 02, 2011

初節句

開晶、初節句おめでとう。「開ちゃん、お雛様と一緒に写真撮るよー」と天南、開晶の体をしっかり支えてぱちり。今年は天南と一緒にお雛様を飾ったね。箱からひとつひとつ出しながら、「この花のお名前なぁに?」「この女の人、ジョーロ持ってるよ。」「この四角いのもお餅?」去年は眺めてるだけだったのに、いろんなことに気づくようになったね。1年でこんなに成長するの〜(驚)今年も娘たちの健やかな成長を祈りながらの雛祭りです。

PS:お母さん、美味しくて可愛らしい苺大福、ごちそうさまでした!

Tuesday, March 01, 2011

梅の花

久しぶりの別府公園。「なんかいい匂いするね」と天南。そう、まだ少しひんやりとする冬空に、両手いっぱい広げているみたいに梅の花が咲き誇っていました。天南、きれいな梅に見とれていたのか、池に落っこちたね(苦笑)ずぶぬれで大泣きの天南に、一緒にいた友だちが、桜柄のケープを貸してくれました。寒いのとあったかいのと、入り交じり。春が待ち遠しい公園散歩だったね。