Monday, February 08, 2016

禁じられた歌声

久しぶりにデートをしようということで、映画を見に行きました。ふたりだけで映画に行くのは何年ぶりかな?hiroがひとりでよく行くというシネマ5で、ちょうど見たかった映画があるって。

"禁じられた歌声"という、2015年にフランスで100万人もの観客を動員したというフランスの映画。アフリカのマリで、イスラム過激派により次第に町を占領されていく様を、少女トヤの視線で描いた作品でした。舞台の古都ティンブクトゥは世界遺産にも選ばれている美しい砂の町で、ひとつひとつのシーンの描写はとても穏やかで美しいものでした。そして、その町で行われる不条理で残酷な懲罰が繰り返されていく様・・・これも世界の現実だと思っても、思わず目をそむけたくなります・・・イデオロギーや宗教対立によっておこる悲しい災厄という現実、それを多くの人たちに伝える"映画"というもののひとつの大切な役割を感じました。

hiroらしいデートだとは思うけれど、今度はちょっと違う方向でお願いしよう~~