Tuesday, April 22, 2003

ただいま

夜空の上からみた東京は、キラキラ光っていた。ただいま、ニッポン。1年ぶり。

到着ロビーへの自動ドアをくぐると懐かしい友だちの笑った顔とおっきな紙に書かれた"おかえり″の文字が飛び込んできた。"あ!お花、車に忘れてきちゃった!″と慌てるかおりん。1年前は出発ロビーで日の丸のハチマキと水筒にガンバレのメッセージを書いてくれたみんな。まるでドラマみたいに、喜ばせたり、びっくりさせるのが大好きな友だちは、相変らず底抜けに明るくて、底抜けに優しい。

今一番食べたいもの食べに行こう!一緒に探してはいったとんこつラーメン屋さん、みんなで一列になってズルズル食べた。なにを話しても、可笑しくてしょうがなくて、いっぱい笑った。みんなだってそれぞれに話したいことは山ほどあるだろうに、とにかく話の真ん中に私を持っていってくれてるのがわかりすぎるくらいわかって、なんだかもう、いろいろいろいろ嬉しくて、感動しっぱなしだった。久しぶりの二車線に、渋滞に、もう窓を開けて隣の車の人に話しかけても恥ずかしくないもんね、と思えてくるような、ちょっと無敵な気分だった。東京タワーやお台場の光がとても明るく感じられた。夜中くたくたになるまで話をして、ひとりふたりうとうとし始めると、2/8の王子たちはいつのまにか美麗ちゃんのベットを占領し、私たちは川の字になって居間で寝た。きっと、いくつになっても、私たちのこの関係は変わらないと思った。ありがとう。ただいま。